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素敵な出会い

最近ブログを続けていてよかった~って思うことがたくさんあリます。

レオン君やラフィーちゃんに出会えたこと、その後もたくさんの犬友さんと出会えたこと・・・


そんな中で昨日、蘭丸の1歳違いの弟になるムック母さまからある冊子が送られてきました。
2009 9 8 dog1

北海道の北斗市のホスピスで看護師をしていらっしゃるムック母さまの記事が載っている病院の広報誌です。

ムック母さまの記事、とても素敵な記事でしたので転記させていただきます。


『病を得て なお輝く人』

 Sさんが入院されたのは、ようやくあたたかくなりかけた日のころでした。幼少のころに養子となったためか、彼を訪ねてくる人はほとんどありませんでした。しかしSさんは絵を描くことが好きで、病室内ではもちろんのこと、ボランティアが行っている『絵手紙』にも積極的に参加されていました。いつお会いしてもその姿は穏やかでした。

ある日生まれて3カ月目になるサモエド犬の「ムック」を初めて病棟へ連れて行きました。偶然その日は絵手紙の日でSさんもそこに参加していました。ムックとSさんの初めての出会いでした。その後私は何度もSさんの病室を訪れることになるわけですが、部屋の壁に貼ってある絵はとてもセンスがよく私の心を温かくしてくれました。毎日本当に楽しそうに描いているので、私はある日ムックの絵を描いて欲しいと写真をお渡ししました。
 真剣に机に向かって、何日か掛けて絵を描いてくださいました。カレンダーの裏側に描かれたムックの絵が少しずつ出来上がっていくのを見るたびに、思わず顔がほころびます。Sさんの方を見ると、彼もまたいつも笑顔を返してくれました。写真の中のムックの姿がそのままの状態で絵になって行きました。
 「病を得る」という言葉があります。これは病気をきっかけに生き方や時間などいろいろなことに目覚めるなど肯定的に使われる言いまわしです。人間誰もがいつかは病気になり体や心の不調が現れます。Sさんも重い病気を得て今に至るまで様々な心の葛藤があったことでしょう。しかし、やがてそんな自分自身と向き合い、うまく折り合いをつけ残された時間を自分の好きなことに没頭して毎日を過ごされている様に思えました。そこには、寂しさや孤独感を全く感じませんでした。「病を得てもなお、こうも生きられるのだよ。」と言う、心に残る素敵な生き方を教えていただきました。
 Sさんの残り時間は、広報誌のタイトルの通りとってもかがやいていました。Sさんは今もずっと絵を描き続けているのでしょう。本当に心温まる時間をありがとうございました。
 

2009 9 8 dog3

2009 秋 ムック君

ムック母さまの記事のタイトル


『病を得て なお輝く人』での『病を得て』という言葉、とても良い言葉だと思いました。

私も自分自身、十数年前にパニック障害になり、初めて心の病の辛さがわかり心の病を持つ人の痛みを共感できるようになりました。
それまでは、本当に病気という病気になったことがなく、片頭痛持ちの姉の辛さもわかってあげられないほど自分本位でした。
現在も私は薬を手放せないでいますが、この病になったことで人の痛みがある程度分かるようになりそして、人には限られた時間しかないのだということに気付かされました。

毎日死と向き合っている病気の方の看護、メンタルケア、そしてご家族への思いやり、治る見込みのない患者さんとご家族をどうやって励ますのだろう?
本当に頭の下がる思いでいっぱいです。

ムック君、どうか飼い主様を癒してあげてね!そしてホスピスの患者さんにもあなたの温かさを感じてもらってね!
いつかムック君に会いに行きたいな~きっといつか会えるよね!

ムック母さま、勝手に記事を転記してしまい申し訳ありません。
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テーマ : 日記
ジャンル : 日記

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No title

限られた時間の中で生きているって、つい忘れがちになってしまいますよね。残り時間が見えた時、冷静に対処出来るかな。。。

私は小さい頃から、本当に体も心も弱くって、直ぐに寝込んだり、今でもちょっと精神的に不安定になると、過食になってしまい、血が出るまで吐いてしまいます。我が家は、主人が難病で、まるで私が看病しているように思われるのですが、実際のところ、そんな私なので、支えられてる方が大きいと思います。恥を晒すようですが、主人の家族は全く病気に対して理解がなく、20歳の発病からの入院でも、いつも一人ぼっちだったそうです。前回の入院の時も、私以外誰一人家族は来ませんでした。でも今は我儘で女王様な私でも、傍にいて、お互いを支え合いながら、すずまるやもーちゃんと生きていけるので、今が一番幸せだと言ってくれます。発病するまでは、元気いっぱいのスポーツマンで、それこそ人の気持ちや、平々凡々な毎日が、どんなに幸せであるか理解出来なかったけれど、今はその有難さが、よーく分かるようになり、その点は病気のおかげだと言っています。でもそこまでの境地に辿り着くまでは、毎日が辛かったようです。
「病を得て なお輝く人」、簡単では無いけれど、そんな風に人生を過ごせたら、そう思います。

ムックお母様は、さぞ辛い日もお有りでしょうが、ムック君の笑顔で癒されますように。そして病気の家族を持つ身として、看護師さんの存在に感謝しております。

長くて、すみません。

No title

すばらしいお二人を、紹介して下さってありがとうございます。

自分が健康だと、体や心を病んでいる人の気持ち、
分かりません。分かろうとしても、無理だと思っていました。
何で分かってくれないの?の心の声を聞き取る努力をしなかった・・
皆それぞれ、悩みを抱えて、私なんかよりずっと辛くても、しっかり
前を見て生きてらっしゃる。
負けないで行こうと思います。

ネロリさん

毎日の何げない当たり前のことがしあわせに感じるって、それはすごく幸せなことだと思います。
健康で美しくお金持ちでも常に不満を抱いてる人もきっといると思います。
何が幸せか人それぞれですが、病に伏した時こそ本当の幸せが何か気付くのかもしれませんね。

ご主人は、長い闘病生活でとても疲れ切っていたこともあるでしょうが持ち前の精神力で乗りきることができたのでしょうね、そして今は家族を持つことでいっそう精神的な力が増したのでしょうね~
家族が力の源と言ってもよいかもしれませんね~、ネロリさんモーちゃんとすずちゃんの為に辛い手術にも耐えられたのでしょう。

私も学生の頃、痩せたくてよく吐いていて癖になったことがあります。
胃が空っぽじゃないと気持ち悪いんです。
でも、このままだと胃カメラ飲まなきゃならなくなる・・・と怖くなり、何とか抜け出すことができました。
胃カメラ怖いですもん。。。

ムック君には患者さんたちにサモエドの優しさと温かさを感じてもらえるように頑張っていただきたいですね~v-279

のんきさん

ホスピスという病気に対しての治療を目的としない医療機関でも、メンタル面の治療がとても大事になるんですね。
精神の安定こそが本当の健康なのかもしれないとさえ思います。

看護師さんは患者さんとの関係はもちろん患者さんの家族のケアも必要になるんですよね。
ムック母さまは仕事としてだけじゃなく人として多くの患者さんを看取っておられる素晴らしい方です。
きっと、職場の周りの方も素晴らしい人たちなんだと思います。

もし私が患者の立場だったらやはり心ある優しい看護師さんに出会いたいと思います。
でも、その前に自分が優しくならなくてはダメですよね!

No title

私も腰を患っていて長い時間(1時間以上)立っているのは辛いです。
他の人から見れば、自転車レースもしてバイクにも乗り、キャンプにも行って人並み以上にパワフルに見えるかも知れませんが私自身実はそんな状況なんです。
でもそれがあってかどうか分かりませんが、人の痛みも理解できるようになったと思います。
幸い嫁さんも医療関係に携わっている関係上、痛みに対する辛さにはかなり理解がありますので助かってます。

「病を得て」  共感できます!

No title

あっ!そうそう。
お礼を言おうと伺ったのでした。

蘭丸くん、名札使ってくれてありがとう~^^♪

アリオンさん

私、常々思っていたのですが、愛犬家の方々って今を生きている、今日を大切にしている人がほとんどのような気がします。
それはたぶん愛犬と10数年しか一緒にいられないことが心の片隅にあるからじゃないかと思うんです。
愛しいものとの限られた時間を大切にしたいと感じるからではないかと・・・。
アリオンさんは、まさしく今日を精一杯生きてる方だな~って、いつも思ってます。

『病』とはまったく縁遠い方だと思っていましたが、そんな状態なんですね。
痛みをこらえて活躍できるそのパワーはどこから生まれてくるのでしょうか?
きっといちばん身近な所によき理解者の奥様が、そして傍らに純真無垢にしたってくれるブラネー兄妹がいるからなのかもしれませんね。

名札、すごく重宝してるんです、ありがとうございます。夏祭りの時にお手伝いした時にも看板犬として立たせたときにいただいた名札させていただきました。みんな名札を見て呼びかけてくれました。
大きさといい、色といいちょうどよいのでこれからも使わせていただきます。名札、何度か落としましたが私の手元にいつも戻ってきます。

No title

ステキなお話ですね

ワタシは今まで病気というものとはまったく縁遠くて。。。健康に過ごしてきました。
今Sさんが絵に没頭して穏やかな日々を過ごしてるまでにはワタシなんかには想像もつかない葛藤があったんでしょうね~
強い人ですね
これからもムックくんみんなのことたくさん癒してあげてね~

病気の人には健康な人がわからないことがたくさんあります。
たとえば言葉。。。
『ガンバってね』という言葉が難病を患ってる友人は一番つらい言葉だと言います。
自分も知らないうちに相手を傷つけてしまってることもあるのかもしれないと日々反省です。

ありがとう

みなさんのコメント拝見させて頂きました。私の方が逆に励まされた次第です.ホスピスに勤務して6年様々な方との出会いと別れがありました。仕事自体は自分に合っていると思っているのですがここのところ経年による職場環境の変化に戸惑いを感じ、少しブルーになっているところでした。体調も今ひとつでした。私自身は平凡な人間ですが、年齢的に更年期となり健康面で不安を抱えながら仕事をしていたので、コメント頂いた皆様も様々に事情を抱えながら日々生活されている事を実感し自分一人じゃないことに逆に勇気を頂きました。ありがとうございます。そして広上さんブログに紹介頂き本当にありがとう。何かあるといつも患者様から勇気をもらう私ですが、81歳の父とムックとこれからも毎日の生活頑張っていきます。長くなってすみません。

もりりんさん

健康こそ最高の宝なんだと気付くのは人によって違うと思います。
自分が健康を失った時、身近な人が健康を失った時、他にもいろいろ気付く場面があると思います。
でも病気とうまく付き合っている人もたくさんいます。
健康じゃなくても幸せな人はたくさんいると思います。
何を幸せと思うのか?人によって違いますが本当に些細な日常を楽しめるようになることで人にも優しくなれるんじゃないかな~って思います。
まず、自分が幸せじゃないと始まりませんからね!

もりりんさんもゆきちゃんの病気と長い間一緒に戦ってきましたよね。
もりりんさんがいるだけで、それだけでゆきちゃんは幸せだったと思います。
動物や子供、言葉の離せない子たちが苦しむ姿を見るのはとても辛いことですよね。
でもそのつらい経験もまた大事なことだと思います。

そうですね、『がんばってね!』っていう言葉は言ってはいけない病気の方もいらっしゃいますよね。
私もそこら辺はわからないことばかりです。
気をつけなければいけませんね!

ムック君、飼い主さんの家族に愛されてとても幸せに暮らしてますね、本当の親戚じゃなくても蘭丸と血がつながっているっていうだけで飼い主同士がこのように付き合っていけるのは素敵なことだって思います。

ムックの母さん様

こちらこそ、ムック母さまに感謝です。
日々お忙しい中、こんなつたないブログを見てくださりありがとうございます。
そしてムック母様の記事を読んだ人に共感を与えたことは私にもパワーをくれました。

生と死をたくさん見てきたムック母様は、私など想像もできないほど人間の本質を見てきたと思います。そして悲しい思いや悔しい思いも経験されたと思います。
以前から私が治らない病にかかったら絶対にホスピスに入れてもらいたいという希望があります。
何となくホスピスって病院とは違い優しい感じがするんです。
実態はどうかわかりませんが・・・。
ただ、最期を迎える時に心ある看護をしていただける看護師さんがそばにいてほしいって思ってしまうのは自分勝手ですかね、でもそう思ってる人はきっとたくさんいると思います。
ムック母さまのような癒し系で優しい看護師さんがいると患者さんはとても安心されるんじゃないかと思います。
変にプレッシャーかけてしまいましたらゴメンナサイ、でも求められることって素晴らしいことだと思います。

プロフィール

hirokami

Author:hirokami
2009年10月とうとう2コギ2サモの4頭飼いになったわが家のワイワイにぎやかな日常を綴ります。

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